この記事は、オラクルオブザフェアリーの意味と特徴、使い方や感想を紹介します。
このカードは妖精たちからの愛と英知のメッセージを受け取るためのツールです。
あなたもこれを読めばオラクルオブザフェアリーの意味と特徴、使い方や感想を知ることができます。
それでは、妖精たちの美しいアートワークと、ものごとの本質をついた的確なメッセージが魅力のオラクルオブザフェアリーの世界へとご案内します。
オラクルオブザフェアリーの意味と特徴は?
オラクルとは、英語で「神託」「神の言葉」などの意味があります。
オラクルカードとは、そうしたメッセージを受け取る、素敵な絵柄とメッセージが書かれたカードのことです。
日常生活で悩んだり、困ったとき、新たに何かを始めようとするときなどにオラクルカードを引いてアドバイスを受け取ることができます。
オラクルオブザフェアリーは、”フェアリーレディー”として知られ、長年にわたって妖精たちと交流のあるカレン・ケイ氏の作品です。
カードのイラストは、幻想的な背景に写実的な人物などを組み合わせた手法で知られるジンジャー・ケリー氏が手がけています。
オラクルオブザフェアリーを使うことであなたは、ものごとの本質を見抜く妖精たちの英知をさずかり、母なる地球との絆を取り戻すことができます。
このカードを使って、さまざまなメッセージを受け取って実践することにより、癒しとより良い人生を送ることが出来るようになります。
オラクルオブザフェアリーの外箱の大きさは、H 135×W 100×D 35mm、一般的なオラクルカードとほぼ同様のサイズです。
オラクルオブザフェアリーは、44枚のカードとガイドブックからなります。
ガイドブックには、カードの使い方やそれぞれのカードの説明が書かれています。
カードには、妖精たちが森や夜空などの自然の中で生き生きと美しく描かれています。
カードの下部にはキーワードと短いメッセージが書かれています。
カードに描かれた妖精たちは、はっとするような美しさで、神聖な気持ちが心の中に湧き上がってくるのを感じます。
オラクルオブザフェアリーの外箱の表紙には、カードのうちの1枚の「Abundance 豊かさ」の絵柄が使われています。
このカードの絵柄は、池に浮かぶ桃色の蓮の花の中に若い女性の姿をした妖精が見えます。
蓮の花の中には無数の金貨があります。金貨は空中にも舞っています。
蓮の花の桃色と金貨の金色が印象的な柔らかく、優しい感じのする絵柄です。
この「Abundance 豊かさ」のカードの下部にはメッセージが描かれています。
メッセージの内容をガイドブックから引用します。
Abundance 豊かさ
自分に向かってくる豊かさに備えましょう!
否定的な思い込みはすべて捨てましょう。妖精の世界にも人間の世界にも、
すべての存在に行き渡る豊かさがあります。
筆者は、この絵柄を見つめていると次の言葉が心に浮かびました。
『豊かさは私たちの前に十分にあります。
あなたはそれを喜んで受け取ることを自分に許してあげてください。
あなたはそれを受け取れる価値があるのでそのことをお伝えしたいのです。』
きっと著者のカレン・ケイ氏は妖精たちから物質的な豊かさも精神的な豊かさともこの世界には無限にあり、手に入れられるものだというメッセージを受け取ったのかもしれません。
そして、このカードを手にされるすべての方にそのことを伝えたくて外箱の表紙の絵柄に使ったものではないかと思いました。
また、すべてのカードの裏面には「Abundance 豊かさ」のカードに描かれている蓮の花が上下に2つあり、中央部に天使の羽根と鍵が描かれています。
カード(裏面)
あたかもこのカードにはたくさんの役に立つ英知が含まれているのであなたは鍵を使って扉を開き、受け取ってくださいと伝えているように感じました。
オラクルオブザフェアリーの使い方、リーディングは?
オラクルカードを手に入れたら、まずはカードの浄化を行います。
やり方は利き手ではない方の手のひらに持ち、利き手で数回ノックします。
こうすることにより製造や流通の過程で吸い込んだエネルギーなどを浄化します。
神や天使などの聖なる存在たちに「聖なる愛以外のものすべてをカードから取り去ってくれてありがとうございます。」とお願いするのも良いです。
次にカードの一枚一枚に触れて、あなたのエネルギーをカードに注ぎこみ、なじませます。
そうすることでカードとあなたとの一体感が生じて、カードとより繋がりやすくなります。
カードの引き方に特別な決まりはありません。
カードの束の中から1枚を選ぶ「1枚引き」、3枚を選んでそれぞれ順番に過去・現在・近未来としてメッセージを受け取る「3枚引き」、などが一般的です。
「3枚引き」はそれぞれのカードからのメッセージに加えて、3枚のカードを合わせた総合的なメッセージの読み取りが必要です。初心者はシンプルな「1枚引き」がお勧めです。
カードの引き方はいくつかありますが、一例を示します。
まず、リラックスして数回深呼吸を行い、雑念を払い心が静かになるようにします。
そして頭の中で又は口に出して聞いてみたいことを質問します。
質問のやり方は、単純に「はい」「いいえ」で答えられない内容にするのが望ましいです。
例えば、〇〇の状況において知るべきことは何ですか?△△の問題に隠されている本質は何ですか?など何かアドバイスを下さいと求めるような感じです。
質問を決めたらカードを手に持ち、心を静めてカードを切ります。
カードを切っていくうちに心のなかで「止めて!」「これでよい!」などの直感を受け取ったり、何となくそんな感じがしたらカードを切るのをやめて、これはと思うカードを引きます。
カードから情報を読み取るリーディングも直感を大切にします。
カードの絵柄と書かれている言葉を見ながら心に浮かんでくる情報を受け取ります。
受け取り方は人によって異なりますが、心に浮かぶかすかな感覚、ビジョンなどがあります。
そうしたものを自分の考えかもしれないなどと否定せずに信頼して受け取ることが大切です。
カードのリーディングは、まずはあなたの直感を使ってカードからメッセージを受け取り、その後にガイドブックのカードの説明を読み、理解を深めます。
あなたの直感とガイドブックの説明が異なる場合は、あなたの直感を優先します。
オラクルオブザフェアリーを使った感想は?
この記事を読んで下さっているあなたのために一枚引きでカードを引きました。
出てきたカードは「Inner Child インナーチャイルド」です。
カードの絵柄は、森の中に母親と少女と赤ちゃんの3人の妖精の姿が見えます。
赤ちゃんの妖精は母親の両手で持ち上げられ、嬉しそうです。
それを見つめる少女の妖精も微笑んでいます。
大自然の中では妖精たちの祝福を受けて、何気ない戯れも神聖なるダンスへと変容しているように感じました。
さて、このカードにはどのような意味があるのでしょうか。
ガイドブックより「Inner Child インナーチャイルド」のカードの説明を引用します。
Inner Child インナーチャイルド
遊び心の妖精が、
インナーチャイルドを抱きしめるよう、
あなたに求めています。遊びは、心を若く保ってくれます。
ばかばかしくて、楽しいことをしましょう。
ただ、危険なことはしないでください。
ジョージ・バーナード・ショーはこう語りました。
「人は老いたから遊びを止めるのではない。遊ぶことをやめるから老いるのだ。」この言葉には、英知と真実が込められています。
すべての妖精は楽しんで、遊ぶことが大好きです。”バランスを取る”のカードと同じように、「遊ぶ時間を作るようにしなさい」というメッセージは、あなたにとって命令に近い響きを含んでいます。
普段そういうチャンスがない人なら、なおさらです。遊びは私たちの心を若く保ち、インナーチャイルドと直接つながる過程を助けてくれます。
私たちは、日々の生活の中でいとも簡単に雑用と決まりごとに忙殺されてしまいます。こうした状態も、バランスが取れている限りは問題ないでしょう。
楽しむための時間があれば、仕事に対するエネルギーも生まれます。仕事が喜びに直結すると感じる人もいるかもしれません。
妖精は、遊びのエキスパートです。次のような言葉で語りかけ、リラックスして楽しむのを助けてもらいましょう。「遊び方、そして今日という日を喜びで満たす方法を教えてください。」
遊びの時間は新たな活力をもたらし、足取りも軽くなります。コートをはおり、安全であることを確かめ、今すぐ遊びに出かけてください!
読者のあなたにとって、素敵なカードを引くことができました。
筆者はこのカードは、『そんなに深刻にならないで、笑って!あなたの中にいる子供が無邪気に遊びたがっているので付き合ってあげて!』と伝えているように感じました。
あなたは、このカードを見てどのように感じられたでしょうか。
その他、以下はオラクルオブザフェアリーに関する全般的な印象です。
最初にこのカードを手にしたときの印象は、愛らしい妖精たちが自然の中に溶け込むように描かれており、心がほっとするように感じました。
また、妖精たちを見ていると何か、妖精たちのことを昔から知っているような懐かしい感じがしてきて不思議でした。
筆者は妖精の姿を実際には見たことはないですが、もしかすると気がつかないだけで現実の世界、または夢の世界で出会っているのでしょうか…。
メッセージの内容は、妖精の美しい姿からイメージするよりは、的確でシャープな印象を持ちました。シンプルですが本質をついたアドバイスが得られます。
カードの下部にはキーワードと短いメッセージが書かれています。
英語で書かれていますが、難しい英語ではなく、ガイドブックには日本語訳があるので心配はありません。
また、カードの絵柄からは直感的にメッセージが受け取りやすいです。
カードを眺めていると何かしら想いが浮かびやすいカードではないかと思います。
ガイドブックのカードの説明は、難しいというほどではありませんが、少しスピリチュアルに関する基礎知識があった方がより理解しやすいと感じました。
オラクルオブザフェアリーをお勧めの方は?
オラクルオブザフェアリーは、初心者からある程度カードに詳しい方まで多くの方にお勧めできるカードです。
特にお勧めしたいのは、妖精にご縁があると感じている方です。
また、自然や植物などに親しみを感じている方、菜食主義の方にも相性が良いと思います。
カードからは情報が読み取りやすく、ガイドブックも必要な情報が詳しく書かれています。
初心者の方は、カードから情報を読み取るのはそれほど難しくはないと思いますが、ガイドブックは少しスピリチュアルな内容が含まれるのでその点は気をつけてください。
しかし、初心者の方がガイドブックの内容を十分理解できなくてもカードを使うことは可能だとも思います。
カードに書かれたキーワードと短いメッセージの意味をガイドブックで知れば、大体の意味を知ることが出来ます。
それをもとに絵柄などから自由にメッセージを読み取れば問題ないでしょう。
このカードは、日常生活の細かい問題、人間関係や恋愛、健康や経済の問題など幅広い問題にアドバイスが得られます。
ただし、このカードは目の前にある問題などに対して直接、アドバイスを与えるというよりは、その背後にある隠れた問題や状況、思考などに気づかせるようなものが多いと感じました。
例えば、「Music 音楽」というカードのメッセージは次のとおりです。
Music 音楽
注意深く聞いてください。
あなたが耳を傾ける音楽には、
メッセージが含まれているかもしれません。音楽は魂を高め、思い出に火をともし、
妖精たちを呼び寄せます。
ラジオやテレビなどから流れてくる音楽に妖精たちのメッセージが含まれているかもしれないので
注意深く歌詞を聞いてみてください…などです。
この辺は人により好みがあると思いますのでご自身で判断ください。
まとめ
オラクルオブザフェアリーの意味と特徴、使い方と感想、お勧めの方を紹介しました。
このカードは、”フェアリーレディー”として知られるカレン・ケイ氏の著作、イラストはジンジャー・ケリー氏が手がけています。
オラクルオブザフェアリーの構成は、44枚のカードとガイドブックからなります。
ガイドブックには、カードの使い方やそれぞれのカードの説明が書かれています。
カードには、さまざまな妖精たちが描かれ、下部にはメッセージが書かれています。
カードの絵柄は、花や木々などの自然の中で妖精たちが生き生きと描かれており、とても美しく見ているだけで心が癒されます。
このカードを使うことであなたは、ものごとの本質を見抜く妖精たちの英知をさずかり、母なる地球との絆を取り戻すことができ、癒しとより良い人生を送ることが出来るようになります。
オラクルオブザフェアリーは、カードからの情報が読み取りやすく、ガイドブックもしっかりと書かれ内容が充実しています。
初心者からある程度カードに詳しい方まで多くの方にお勧めできるカードですが、特に妖精にご縁があると感じている方、自然や植物などに親しみを感じている方などにお勧めしたいです。
オラクルオブザフェアリーにご興味を持たれた方は、お試しになってみてはいかがでしょうか。
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