この記事はオラクルオブザセブンエナジーの意味と特徴、使い方や感想を紹介します。
このカードは、「7」という神秘的な数字の持つ力を引き出し、理想の人生を創造できるように導くために作られました。
あなたもこれを読めばオラクルオブザセブンエナジーの意味と特徴、使い方などを知ることができます。
それでは、神秘的で美しいイラストと神聖な「7」の数字の持つ力を引き出してくれるオラクルオブザセブンエナジーの魅力をお伝えします。
オラクルオブザセブンエナジーの意味と特徴は?
オラクルとは、英語で「神託」「神の言葉」などの意味があります。
オラクルカードとは、神様や天使などのスピリチュアルな存在からのメッセージと絵柄が書かれたカードのことです。
日常生活での悩みごとや困ったとき、新たに何かを始めようとするときなどにカードを引いてアドバイスを受け取ることができます。
オラクルオブザセブンエナジーは、「7」という神聖な数字に秘められたエネルギーに着目してつくられたオラクルカードです。
「7」という数字は、月曜日から日曜日までの一週間の曜日、ドレミファソラシの音階であったり、ラッキーセブンと呼ばれたり、古来より神聖な扱いをされてきました。
オラクルオブザセブンエナジーの著者はベストセラー作家でスピリチュアル関係の書籍で著名なコレット・バロン=リード氏、カードのアートワークはジーナ・デラグロッタグリア氏の作品です。
このカードは、49枚のカードとガイドブックからなります。
カードの外箱は、H 135 × W 100 × D 36mm。一般的なオラクルカードと比べるとカード枚数が少し多いため、やや厚みがあります。
カードの絵柄は人物、動物、植物、昆虫、自然、天体などが描かれ、どれも空想的で美しい印象です。
49枚のカードは、虹の七色と7つのエネルギーにもとづき、7枚ごとのカードにグルーピングされます。
7つのエネルギーは人間の体にあるチャクラというエネルギーセンターにも関係しています。
[7つのエネルギーのグループ]
エネルギー1(7枚):赤、地球
エネルギー2(7枚):オレンジ、水
エネルギー3(7枚):黄色、火
エネルギー4(7枚):緑、愛
エネルギー5(7枚):水色、音
エネルギー6(7枚):紫、光
エネルギー7(7枚):金色がかった白、思考
個々のカードは左上部に1~49の通し番号、下部にキーワードが書かれています。
キーワードには、例えば「豊かさの根源」「タイムマシン」「ありのままに」「実を結ぶ」「誇り高きあなた」「手放す」「じっくり耳を傾ける」「高い視点から見る」「喜んで手放す」などの言葉が書かれています。
キーワードはいずれも深い洞察を与えるような言葉が多くなっています。
驚かせたり、恐怖を与えるような内容のものはありませんので安心ください。
ガイドブックには、カードの使い方、カードリーディングの方法、個々のカードに関する説明が書かれています。
オラクルオブザセブンエナジーの外箱の表紙には、49枚のカードのうちの「37. The Oracle’s Gift オラクルの贈り物」のカードの絵柄が使われています。
ガイドブックによるとこのカードの意味は、オラクルが教えてくれるものはあなたの外にある聖なる源から届けられるのではなく、『すでにあなたのなかにある答えなのです』ということが書かれています。
カードの裏面にも神秘的な絵柄が描かれていて素敵です。
カード(裏面)
筆者はエネルギーが満ちた空間の中心に虹のような七色をしたエネルギーが渦を巻くように回っているように感じました。
カードの裏面を眺めていると自分の内面が癒されるようでまるでヒーリングアートのように感じました。
オラクルオブザセブンエナジーの使い方は?
オラクルオブザセブンエナジーの使い方は、ガイドブックに説明されていますが、一般的なオラクルカードと同様に自由に使ってよいとのことです。
神聖な気持ちでカードを引くために使う前に祈りをささげることが望ましいです。
カードを引くことにより真実と理解が得られることを聖なる高次元の存在達にサポートをもらうようにお願いします。
質問の仕方は「イエス」「ノー」で答えられる単純な質問は好ましくありません。
「今の仕事における困難な状況から学ぶべきことは何ですか?」などといった幅広いスタンスで問いかけるで新たな気づきが得られることがよくあります。
カードをシャッフルして良く交ざるようにする方法も扇のように広げてもトランプのように切っていっても自由です。
そして「準備ができた」と感じたらカードを引いてリーディング(意味の読み取り)を行います。
ガイドブックには「1枚引き」「2枚引き」「3枚引き」、そして「7枚引き」のやり方が説明されています。
多数枚を引くことにより過去、現在、未来の時間軸での展望、妨げとなっているものなど幅広く見ることが出来ますが、その分複雑になってしまいます。
初心者は取り組みやすい「1枚引き」から始めるのがよいでしょう。
カードからの情報を読み取るリーディングは直感を大切にします。
あまり難しく考えずにカードの絵柄と書かれたキーワードを見て、感じる情報を受け取ります。
受けとる内容は人によって異なるかと思いますが、内なる声や想い、ビジョンなどがあります。
そうしたものを理屈で考えて否定せずに気楽な感じで「そうかもしれない!」と素直に受け取ることが大切です。
次にガイドブックのカードの説明を読み、理解を深めます。
ガイドブックに書かれた内容で気になる箇所があれば、それはあなたにとって大切な情報であると思いますので大切にしてください。
あなたが感じた直感とガイドブックの説明が異なる場合は、あなたの直感を優先してください。
また、カードを切る途中で飛び出してくるカードは、そのカードにも必要なメッセージが含まれるので残しておいてメッセージを受け取ってください。
ガイドブックによるとこのカードは常に正位置で読むとなっています。逆位置(上下が逆)のカードが出ても正位置の意味で情報を受け取ります。
オラクルオブザセブンエナジーを使った感想は?
この記事を読んで下さっているあなたのために1枚引きでカードを引きました。
出てきたカードは「49 Willing Release 喜んで手放す」です。
イラストは青空の下、タンポポの種子の付いた球体の綿毛かが風によって飛び散る様子が描かれています。
イラストを眺めていると筆者の心に次のような想いが浮かび上がりました。
『力を抜いてあるがままに風に乗っていってください。心配はいりません。あなたはちゃんと適切な場所に運ばれます。しかるべき場所に着いたらそこで大地に根を張り、新たな生活を始めてください。』
さて、この「49 Willing Release 喜んで手放す」のカードにはどのような意味があるのでしょうか。
ガイドブックよりカードの意味を引用します。
49 Willing Release 喜んで手放す
キーコンセプト:天の計画をゆだねる・何か期待や願望どおりでなかったとしても、形に対するこだわりを捨てる・予期せぬ幸運が訪れるための余地を残す
いつかあなたは、明確な答えを見つけようとするのを止めなくてはならないでしょう。
そしてしばらく、他のことに集中するのです。これはすべてを諦めるとか、失うという意味ではありません。
聖なる存在との共同創造的なパートナーシップにおいては、ギブアンドテイクが必要です。
あなたの役割は、現実化したいことを意思表示して必要な行動をすることです。
しかし、そのタイミングや方法について、あなたが指示することはできません。
私たち一人ひとりには天の計画があります。これを知ると、あなたの何かに対する強い欲望は変化していくことでしょう。
あなたのために展開していく天の計画を、干渉せずに受け入れることができますか?
あなたに与えられるべきものなら、きっと与えられるでしょう。それはあなたの期待どおりの形ではないかもしれません。
ですがよく見てみれば、それはあなたが本当に願っていたものなのです。
願望を決めて、それを強くイメージしたら、後は天に任せましょう。
手放して、何か起こるか見ていましょう。これは必ずしも簡単ではありません。
焦ったりすると、あなたの天への信頼が崩れるのです。信じてゆだねることが、あなたにとって最高の結果をもたらすでしょう。
この真実を知ってください。本当にそれほど難しいことでしょうか?
筆者は『願望を決めて、それを強くイメージしたら、後は天に任せましょう。』という内容が心に響きました。
人生は、強い意志を持って目的に向かって進むという側面と、天の計画を受け入れる側面、の両面が大切だと思いました。
あなたはこの「49 Willing Release 喜んで手放す」のカードについてどのように思われたでしょうか。
その他、以下はオラクルオブザセブンエナジーについての全般的な印象です。
最初にこのカードを手にした時の印象は、コレット・バロン=リード氏が作られ、アートワークはジーナ・デラグロッタグリア氏が手掛けられたウィズダムオラクルカード、スピリットアニマルオラクル と似た雰囲気を感じました。
筆者の場合は上記のオラクルカードを所有していることもあり、使いやすく感じました。初めて使われる方は1枚1枚を手に取って眺めていると少しづつカードに馴染んでくると思います。
カードを手にして絵柄を眺めていると自己のエネルギーが浄化され癒されるのを感じました。
このカードは7つのエネルギーのグループに分類されますが、共通するエネルギーとして場をクリーニングする浄化のエネルギーを感じます。色で表すと「白」のイメージです。
カードのリーディングについてはカードの絵柄から情報を読み取るのは読み取りやすいものもあれば、少し読み取りにくいものもありました。少し慣れが必要なのかもしれません。
ガイドブックに書かれているカードの使い方、カードリーディングの方法、各カードの説明は分かりやすく説明されていると思いました。
各カードの説明は2ページにわたって書かれており、情報量は多い方です。
ガイドブックの説明は難解な用語などは使われておりませんが、内容は魂の成長という視点から書かれているのでスピリチュアルに関する知識があるほうが理解がしやすいです。
また、カードは7枚ごとに7つのエネルギーにグルーピングされていますが、ある特定のグループのカードを集中して引くような場合はそれに該当するエネルギーやチャクラに気づいてくださいという意味が含まれているのかもしれません。
オラクルオブザセブンエナジーをお勧めの方は?
オラクルオブザセブンエナジーをお勧めの方は、スピリチュアル関係に興味があり、精神面の成長を望まれている方です。
あなたの置かれている現在の状況について高い視点から気づきを与えてくれるものと思います。
また、あなたの内側にある思考や感情と外側に現れてくる現実世界での現象との因果関係に気づくきっかけを作ってくれるとも思いました。
「数秘術」などの数字の神秘性に興味のある方、「7」という数字に魅かれる方にも相性が良いと思います。
このカードを入り口に数字の神秘の世界のドアが開かれ、そうした分野の勉強をされるきっかけになるかもしれません。
既に他のオラクルカードを持っていて、新たなオラクルカードと組み合わせてよりリーディングの質を高めたいと思われる方にも面白いと思います。
このカードを使うことでより深い洞察が得られることでしょう。
このカードは一般的にはオラクルカードの中級者以上の方でスピリチュアル関係に興味がある方に向いているものと思います。
初心者の方でこのカードが気になってしまう方は別ですが、一般的には初心者の方が最初に使うカードとしてはあまりお勧めしません。
このカードは簡単な部類のカードではありませんが、スピリチュアル関係に興味があり、精神性を高め、スピリチュアル能力を高めたい方には良いカードであると思います。
まとめ
オラクルオブザセブンエナジーの意味と特徴、使い方、感想やお勧めの方を紹介しました。
このカードは「7」という神秘的な数字の持つ力を引き出し、理想の人生を創造できるように導くために作られました。
著者はスピリチュアル関係の書籍などで著名なコレット・バロン=リード氏、カードのアートワークはジーナ・デラグロッタグリア氏の作品です。
オラクルオブザセブンエナジーは、7つのエネルギーごとに7枚ごとのカードにグルーピングされた計49枚のカードとガイドブックからなります。
個々のカードは左上部に1~49の通し番号、下部にキーワードが書かれています。
カードの絵柄は人物、動物、植物、昆虫、自然、天体などの幻想的で美しいイラストが描かれています。
カードのメッセージは高い視点からさまざまな気づきや洞察を与えてくれるものが多い印象です。
怖がらせるようなカードはありませんので安心して使うことが出来ます。
ガイドブックの説明は難解な用語などは使われておりませんが、スピリチュアルな内容が含まれるのでそうした知識があるほうが分かりやすいです。
オラクルオブザセブンエナジーは、特にスピリチュアルなことに興味があり、精神性を高めたい方、スピリチュアルな能力を開発したい方、数字や数秘術に興味があるかたなどにお勧めしたいカードです。
ご興味を持たれた方はお試しになってみてはいかがでしょうか。
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