この記事は、オラクルカードの特徴や選び方、使い方などを初心者にも分かりやすく紹介します。
オラクルカードは種類が多く、何を選べばよいのと迷われる方もおられるかもしれません。
あなたもこれを読めば、オラクルカードの特徴や選び方、使い方などを知ることができます。
さあ、あなたもオラクルカードを使い、迷ったときなどに引いて役立ててみませんか。
オラクルカードの特徴は?
オラクルカードのオラクル(Oracle)とは英語で神託という意味があります。
オラクルカードは神託カードとも呼ばれ、神様や天使、妖精などの人智を超えたスピリチュアルな存在からのメッセージを伝えるカードです。
オラクルカードは絵柄や枚数には特別な決まりはありません。
オラクルカードの枚数は一般的には40~50数枚のものが多いです。
引き方も同様に決まりはなく、どのように引いても何枚引いても構いません。
各カードにはテーマにもとづいた綺麗なイラストが描かれています。
どれも美しく見ているだけで癒されるものが多いです。幻想的なものや神秘的なものもあります。
また、各カードにはキーワード、数字が書かれています。
カードの種類によっては、加えて短いメッセージが書かれているものもあります。
オラクルカードに似たものにタロットカードがあります。
タロットカードは大アルカナ22枚(寓意画)、小アルカナ56枚(剣、硬貨、棒、聖杯:各14枚)の計78枚と決まった構成で作られ、使用方法も基本的なルールがあります。
タロットカードは正位置、逆位置(上下が逆)の解釈がありますが、オラクルカードにはそうした概念は基本的にはありません。
また、近年ではタロットカードとオラクルカードを融合した新しいタイプのオラクルカードも出てきています。オラクルカードの今後の進化が楽しみです。
オラクルカードの種類や選び方は?
大型書店のオラクルカードのコーナーにはたくさんの種類のカードが置いてあります。
カードのテーマは、神様、仏様、天使、妖精、マーメード、ユニコーン、クリスタル、花、天体、自然、和歌、ネイティブインディアンなどさまざまです。
オラクルカードの多くは海外で作られたものが多いですが、「日本の神様カード」のように日本で作られたカードもあります。
海外製のカードは英語で書かれていますが、それほど難しい単語は使われていないので大体の意味は分かるのではと思います。
また、オラクルカードにはカードの使い方や各カードの意味などが書かれたガイドブックがついています。
外国製のカードでも日本語版を購入すればガイドブックは日本語なので初心者にも安心して使うことができます。
次にオラクルカードを選ぶポイントです。
ネットなどの解説、口コミや評判を参考にされるのも悪くはありません。
しかし、それらの意見はほかの方のご意見であって”あなたの声”ではありません。
オラクルカードは持ち主との相性があるのを感じるので実際にあなたが確かめられることを強くお勧めします。
大型書店などで手にとられたり、ネットや雑誌などでカードや箱の絵柄を目にされたりして、ピンときたもの、何となく気になるものを”ご自身の心の声”を聴いて選ばれるのがよいと思います。
オラクルカードの使い方は?
実際にオラクルカードを手に入れてから使うときは、概ね以下の7つのステップがあります。
1.オラクルカードを浄化する
2.オラクルカードとエネルギーをつながらせる
3.心を整える
4.質問をする
5.オラクルカードをシャッフルする
6.オラクルカードを選ぶ
7.引いたオラクルカードの意味を読み取る(リ-ディング)
カードの引き方は1枚引き、3枚引き、その他5枚、7枚引きなどがありますが、ここでは初心者にも分かりやすい1枚引きを念頭に置いて、順に説明します。
1.オラクルカードを浄化する
カードを新たに購入したら、まずはカードの浄化を行います。
浄化のやり方は利き手ではない方の手のひらに持ち、利き手で数回ノックします。
こうすることにより製造や流通の過程で吸い込んだエネルギーなどを浄化します。
カードはあなたの元にくるまでにさまざまな人や場所のエネルギーの影響を受けているためです。
神様や天使などの聖なる存在たちに「聖なる愛以外のものすべてをカードから取り去ってくれてありがとうございます。」などとお願いするのも良いです。
お香や浄化のハーブであるセージを燃やした煙にカードをかざす方法もあります。
2.オラクルカードとエネルギーをつながらせる
オラクルカードの一枚一枚に触れて、あなたのエネルギーをカードに注ぎこみ、なじませます。
そうすることでカードとあなたとの一体感が生じて、カードとより繋がりやすくなります。
筆者の場合、この作業を行うことでカードを手にした時の感覚がしっくりきます。
逆にうまくできていない場合には、人から借りたカードを手にしているような感覚になります。
3.心を整える
数回深呼吸して呼吸を整え、雑念を払い心が静かになるようにします。
もし、不安な気持ちにとらわれていたり、何となく嫌な感じがするときなどは、あなたが信頼している神様や天使などの聖なる存在たちに「安全にカードを引くことができるようにお守りください」とお願いします。
4.質問をする.
質問は、単純に「はい」「いいえ」の二者択一で答えられない内容にするのが望ましいです。
例えば、〇〇の状況において知るべきことは何ですか?△△の問題に隠されている本質は何ですか?などの自由回答ができる聞き方をした方がよりあなたの求める答えが得やすくなります。
質問は声に出しても心の中で思ってもどちらでもよいです。
5.オラクルカードをシャッフルする
質問がきまったらカードを手に持ってカードを切り始めます。
カードを切るうちに「ストップ!」「ここでよい!」などの感覚が心の中に湧き起こったり、何となくそんな感じがしたらカードを切るのをやめて、これはと思うカードを引きます。
途中、雑念がわいてきて集中しにくいと感じた場合は前述の3.と同様に神様や天使などの聖なる存在たちに「安全にカードを引くことができるようにお守りください」とお願いします。
6.オラクルカードを選ぶ
あなたがこれはと思うカードを直感をもとに選びます。
一番上のカードを選ぶ。又はテーブルに扇形に並べて気になるカードを選ぶなどでもよいです。
その他、途中で飛び出してきたカードも意味があるので取っておいてください。
7.引いたオラクルカードの意味を読み取る(リ-ディング)
引いたカードの情報を読み取るリーディングも直感を大切にします。
カードの絵柄と書かれている言葉や数字を見ながら心に浮かぶ情報を受け取ります。
直感でカードの情報を受け取るのは最初は分かりにくいと思いますので、ガイドブックを読んで引いたカードに対する理解を深めてください。
筆者の場合の直感を受け取れるようになった経緯をご紹介します。
少しカードリーディングに慣れてくると何となく心に浮かんでくるものが出てきます。
それをノートなどに書きとめておきました。
カードリーディング直後は、受け取った情報は直感ではなく自分の思考だと思いました。
しかし、2週間程度間隔をあけて読み返すと自分で考えたとは思えないようなことがノートに書かれていることに気がつきました。
そうやって少しづつ自身に対する疑いをやめることでより直感が受け取りやすくなりました。
ですからご自身が受け取った情報が直感かどうかがよくわからない場合はノートに書きとめておき、後で読み返すことをお勧めします。
そうすることでご自身に対する疑いの気持ちが弱まり、信頼できるようになっていくと思います。
もし、あなたの直感とガイドブックの説明が異なる場合には、あなたの直感を優先してください。
まとめ
オラクルカードの特徴、種類や選び方、使い方をご紹介しました。
筆者は最初にオラクルカードを知ったときの気持ちをよく覚えています。
最初は神様や天使などの高次元の存在からのメッセージが届けられるといっても本当なの?信じられない?と思いました。
しかし、物は試しにとカードを引いてみると「当たっている!」「このカードには何か不思議な力があるのかな?」と思い、だんだんとオラクルカードの世界にはまっていきました。
オラクルカードを使うことで直感が鋭くなり、生活にも役立つという実感が得られました。
そして多くの方にも紹介したいという気持ちになり、ブログで紹介することになりました。
多くの方にオラクルカードにご興味をもっていただき、日々の生活に役立てていただければと思います。
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