この記事はムーンオロジーオラクルカードの意味と特徴、使い方やリーディングを解説します。
このカードは神秘的な月の叡智を受け取るためのパワフルなツールです。
これを読めば、ムーンオロジーオラクルカードの意味と特徴、使い方やリーディングを知ることができます。
それではあなたを神秘的で美しいムーンオロジーオラクルカードの世界へとご案内いたします。
ムーンオロジーオラクルカードの意味と特徴は?
オラクルカードとは神様や天使、妖精などの絵柄とメッセージが書かれたカードです。
日常のなかで悩んだり、迷ったときや、何か新しいことを始めようとしたときなどにカードを引いてアドバイスを得るものです。
オラクルとは、英語で「神託」「神の言葉」などの意味があります。
ムーンオロジーオラクルカードの著者は有名な占星術家であるヤスミン・ボーランド氏、美しいイラストはニックス・ロワン氏の作品です。
ムーンオロジーオラクルカードは、月をテーマにした44枚のカードとガイドブックからなります。
44枚のカードは4つのグループから構成されています。
1.月の満ち欠けのカード | 新月、満月など月の暦における8つの月相の8枚カード |
2.新月のカード | 新月と12の星座をめぐる12枚のカード |
3.満月のカード | 満月と12の星座をめぐる12枚のカード |
4.スペシャルムーンのカード | 上記以外の皆既日食、皆既月食などの12枚のカード |
それぞれのカードには星々が輝く夜空を背景に新月から三日月、満月などさまざまな月相の月が描かれています。
星座をめぐるカードには星座をあらわすイラストもあります。
背景の空の一部に植物や海、山々などの自然が描かれているものもあります。
イラストはカードには、メッセージと新月、満月などの月相(星座が関係する場合は星座も)が書かれています。
いずれのカードも神秘的で美しく、直感が研ぎ澄まされるようで魅力的です。
ガイドブックには、ムーンオロジーオラクルカードの使い方やそれぞれのカードに関する説明が書かれています。
カードの説明の中に「月の教え」の個所があり、占星術について深く学びたい人のために、月に関する知識や、カードのメッセージとの関連性が説明されています。
カードの外箱の大きさは、H 135 × W 100 × D 30[mm]です。一般的なオラクルカードと同様のサイズです。
ムーンオロジーオラクルカードとガイドブックの入っているカードの箱には、44枚のカードのうちの1枚である「Blue Moon ブルームーン」の絵柄が使われています。
「Blue Moon ブルームーン」
ムーンオロジーオラクルカードの箱に使われており、このカードの顔とでもいうべきものです。
筆者がこのカードを見たときの印象は、『冬の夜空に満月が美しく神秘的な姿で輝いており、手前に見える植物は雪化粧で美しい装い。』というものです。
そして、心の中には『願いがかなう』という言葉が浮かびました。
それでは、このカードの意味をガイドブックより抜粋して以下に引用します。
Blue Moon ブルームーン
Believe in the impossible 不可能を可能にする
英語には、「ブルームーンの時に(Only once in a Blue Moon)という表現がありますが、それはめったに起こらない珍しいことを意味しています。
このカードは、あなたが希少なチャンスに出会うことを示しています。それはたった一回限りのチャンスかもしれません。
あなたが「自分は高望みをしているのではないか」、「宇宙に多くを求めすぎているのではないか」、「宇宙に多くを求めすぎているのではないか」と感じていたなら、このカードはとても良いサインです。
あなたの願いは叶う可能性があることを示唆しているからです。ただし、自分にチャンスが訪れることから訪れることを心から信じてください。
あなたが、自分の思い通りになるなどなるわけないと信じたらどうなるでしょうか?本当に思いとおりにならないのです!このカードに感謝しましょう。
夢を信じるようにとあなたを励ましているからです。
月の教え
ひとつの季節には、満月が通常3回現れますが、4回現れることもあります。4回のうち3回目の満月をブルームーンと呼びます。当初はそれがブルームーンの定義だったのですが、最近は、ひと月のうちに、2回満月が現れた場合の2回目の満月をブルームーンと呼ぶことが多くなってきました。
2回読み返しましたが、このカードのメッセージは勇気と元気がもらえる素晴らしい内容だと思いました。
また、全てのカードの裏側は、新月から満月、そして新月へと繰り返す8つの主要な8つの満ち欠けの月相があらわされています。カードの裏側も神秘的な印象です。
カード(裏面)
ムーンオロジーオラクルカードの使い方、リーディングは?
オラクルカードを手に入れたら、まずはカードの浄化を行います。
やり方は利き手ではない方の手のひらに持ち、利き手で数回ノックします。
こうすることにより製造の過程で吸収したエネルギーや他者が触れたエネルギーなどを浄化します。
次にカードの一枚一枚に触れて、あなたのエネルギーをカードに注ぎこみ、なじませます。
カードとの一体感が生じてカードとより繋がりやすくなります。
カードの引き方に決まりはありません。
一般的にはカードの束の中から1枚を選ぶ「1枚引き」と3枚選び、それぞれ過去・現在・近未来、としてメッセージを受け取るのが定番です。
(その他にも多数枚引きのやり方があります。)
3枚引きは総合的なメッセージの読み取り方も必要となり、少し複雑です。
初心者はシンプルな「1枚引き」がお勧めです。
カードを引く場合にもやり方はいくつかありますが、一例を示します。
まず、頭の中で又は口に出して質問をします。
オラクルカードは、一般的に「YES/NO」で答えを求めるような質問には、分かりやすい答えが得られにくいといわれています。
望ましいのは、自分がどうしたいかを決めたことに対してアドバイスを下さいと求めるのが良いとされます。
質問を決めたらカードを手に持って切っていきます。
カードを切りながら神様や天使などの聖なる存在に見守ってくれるようお願いします。
そして、心を静めて、充分と直感で感じるまでカードを切り、直感で「これ」と感じるカードを開きます。
カードのリーディングですが、ここでも直観を大切にすることが重要です。
リーディングは、カードに書かれたメッセージを読み、絵柄をじっくりと見ていくうちに直感が湧きあがってきます。
最初は不確かに思われるかもしれませんが、あなたの感覚を信頼してください。
すると少しづつはっきりと受け取れるようになってきます。
そして直観を確かめた後、ガイドブックのカードの解説を読み、総合的に判断してください。
ムーンオロジーオラクルカードを使った感想は?
この記事を読んで下さっているあなたのために1枚引きでカードを引きました。
出てきたカードは、「Balsamic Moon 鎮静の月」です。
「鎮静の月」とは、新月となって闇に姿を隠す直前の月のことです。
カードは、星空の中で細くなった月が美しい光を放っています。
幻想的で神秘性を感じさせてくれるカードです。
このカードから筆者の受け取った直感は、『今少し、静かにしていましょう。静かにするということは消極的な意味ではありません。
しかるべきときのために自分のうちに力をためるのです。あなたに準備ができて羽ばたくときのために。』とのことでした。
あなたはこのカードについてどのように感じられたでしょうか。
以下にガイドブックの解説を抜粋して引用します。
Balsamic Moon 鎮静の月
A time for healing 癒しの時間
このカードは、過去が過ぎ去って明るい未来が手招きしていることを示しています。
けれども、次のステップに進む前に、問題が解決され、あなたの心の傷も癒えているか確かめましょう。
今はその場しのぎをしたり、すべてが順調なふりをしないでください。
あなたも、他の人達も、癒されるにもう少し時間が必要です。信じる気持ちがあれば、どんなことでも可能であることを思い出してください。
信じる気持ちがあれば、どんなことでも可能であることを思い出してください。
今は宇宙のガイダンスに耳を傾けましょう。素晴らしい洞察が得られるはずです。
あなたに害を及ぼす人や物に対しては、自然に任せて放っておきましょう、夢の実現を信じて努力を始めてください。そうすれば時が熟した時に、あなたは準備万端でいられるでしょう。
月の教え
鎮静の月の時期には忍耐が必要ですが、新月はもうすぐ訪れます。準備をしながら、自分を優しく労わりましょう。このカードが現れたら、気を楽にしてほしいというサインです。
あなたの創造性を発揮させる時期がすぐに来ます。必要なだけ自分に時間をかけてください。
当初、ムーンオロジーオラクルカードは難しいカードなのでは?と思っていました。
実際に使ってみた感想は、カードからの情報が読み取りやすく、ガイドブックの説明も分かりやすいと思いましたので、使いやすいカードと言ってよいと思います。
さまざまな月のカードは、神秘的で美しくとても魅力的です。
カードを見ているだけで心が癒されていくのを感じました。
ムーンオロジーオラクルカードをお勧めの方は?
ムーンオロジーオラクルカードは恋愛やお金や仕事などの日常生活や人間関係など全般的なものごとに対する質問に答えてくれるカードです。
オラクルカードの初心者も含めて多くの方にお勧めのできるカードです。
月や天体に対して興味や関心がある方は特に相性が良いのではと思います。
ものごとには月の満ち欠けや星座の動き、四季の変化などの循環する流れがあります。
そうした流れのなかで現在、どのような位置にいるのか、新たな活動を起こすのに適切なタイミングなのか等を俯瞰した視点で分かりやすく教えてくれるのに適したカードとの印象です。
そうした意味では一般的な神様や天使や妖精などのオラクルカードとは違いがありますが、いずれもそれぞれの良さがあります。
ガイドブックも比較的分かりやすく書かれており、スピリチュアルな専門の知識がなくても理解できます。
多くの方にお勧めしたいカードのひとつです。
まとめ
ムーンオロジーオラクルカードの意味と特徴、使い方やリーディングや感想、お勧めの方を解説しました。
ムーンオロジーオラクルカードは著名な占星術家であるヤスミン・ボーランド氏著作のオラクルカードです。
このカードは神秘的な月の叡智を受け取るためのパワフルなツールです。
月の満ち欠けや占星術をもとにしているという特徴があります。
ムーンオロジーオラクルカードの44枚のカードは、1.月の満ち欠けのカード、2.新月のカード、3.満月のカード、4.スペシャルムーンのカード、の4つのグループから構成されます。
さまざまな月のカードは神秘的で美しく、カードを見ているだけで心が癒されます。
カードの絵柄がシンプルなこともあり、カードリーディングも行いやすいです。
ガイドブックも分かりやすく、スピリチュアル関係の専門知識がなくても容易に理解できます。
恋愛やお金や仕事などの日常生活や人間関係など全般的なものごとに対してアドバイスを受け取ることができます。
ものごとには月の満ち欠けや星座の動きのように循環する流れがあります。
現在、どのような位置にいるのか、活動に適切なタイミングなのか等を俯瞰した視点で示してくれるのに適したカードだと思います。
また、初心者の方を含めて多くの方にお勧めできるオラクルカードのひとつでもあります。
あなたにムーンオロジーオラクルカードにご興味を持っていただければ幸いです。
【関連記事】
ミスティカルウィズダムカードの意味と使い方?リーディングを解説!
ワークユアライトオラクルカードの意味や使い方、感想は?